銹絵染付蓋付碗 葦鶴紋 ・酸化焼成(清水焼・乾山写) | 宮本 博
銹絵染付蓋付碗 葦鶴紋 ・酸化焼成(清水焼・乾山写) | 宮本 博
SKU: SKU:002-bo-0005-01
低在庫:残り5個
受取状況を読み込めませんでした
京都・清水焼の陶芸家、宮本博さんによる「葦鶴紋」の銹絵染付蓋付碗。
尾形乾山の意匠を写した作品で、葦の間を舞う鶴が伸びやかに描かれています。
土味の残る生成りの地に、黒の銹絵が映える端正な佇まい。
控えめな釉調が、静かな水辺の情景を思わせます。
酸化焼成によるやわらかな発色と、蓋を開けた際の絵合わせの妙も見どころ。
茶碗蒸しや蒸し物、お汁粉などの温かい料理に最適で、保温性を生かした使い方に加え、蓋と碗を別々に用いて薬味皿や小鉢として楽しむのもおすすめです。
葦と鶴はいずれも長寿や繁栄を象徴する吉祥の組み合わせ。
季節を問わず、食卓に穏やかで気品ある風情を添える一品です。
[ 尾形 乾山(おがた けんざん) ]
江戸時代中期を代表する陶工・日本画家。
琳派の名匠・尾形光琳の弟として知られ、兄と共に数多くの合作を残しました。
作風は、自由闊達な絵付けと洗練の中にある素朴な味わいが特徴。
水墨画のような「わび・さび」を感じさせる銹絵(さびえ)から、琳派の意匠を取り入れた華やかな色絵まで幅広く手掛けました。その芸術性は後世の多くの陶芸家に影響を与え続けています。
[ 清水焼(きよみずやき) ]
京都で焼かれる陶磁器の総称。絵付けや造形に優れ、華やかな色彩と軽やかな質感が特徴。
[ 銹絵(さびえ) ]
酸化鉄などの金属を用いた鉄絵の一種。茶褐色の線描が特徴で、渋く落ち着いた趣を持つ。
[ 酸化焼成(さんかしょうせい) ]
窯内に十分な酸素を送り込み、素地や釉薬を明るく発色させる焼成方法。清潔感のある色調に仕上がる。
[ 蓋付碗(ふたつきわん) ]
保温性が高く、料理を“包む”美しさを持つ器。茶碗蒸しや蒸し物に使われるほか、
現代では和スイーツや小料理の演出にも用いられる。
[ 葦鶴文(よしつるもん) ]
葦と鶴を組み合わせた吉祥文様。生命力・長寿・平穏の象徴として古くから親しまれる。
基本仕様
基本仕様
[ 寸法 ]
直径 約12.5cm × 高さ 約8.5cm
[ 重量 ]
約0.3 kg
複数点ご購入いただいた場合には極力誤差が小さなものを組み合わせて発送いたします。
対応表示
対応表示
- 食器洗い乾燥機 NG
- 電子レンジ調理 NG
- オーブン調理 NG
- 直火調理 NG
- 熱湯 OK
配送・返品
配送・返品
[ 日本国内の配送料 ]
合計注文金額(税込) 10,000円以上で送料無料
10,000円未満の場合、こちらに記載の送料を頂戴いたします。(決済時に自動計算)
[ 配送 ]
通常はご注文確定後1〜5営業日で発送します。受注制作・展示会終了後出荷・大型作品・年末年始等はサイトトップページほかに個別記載します。
[ 返品 ]
お客様都合での返品は承っておりません。
お品物に不備があった場合など、詳細はこちらのページをご覧ください。
問い合わせる
問い合わせる
Share

宮本 博 さん
古いものが好き。でも、“昔のまま”はつまらない。
そう言って笑う宮本博さん。
清水焼の町・山科で、伝統の技に新しい風を混ぜながら、
今日も器を焼いています。
お刺身ものせてよし、煮物も映える。
料理の色をすっと引き立てる“京都らしい上品さ”があって、和のごはんがすっと整ううつわです。
閲覧履歴
銹絵染付蓋付碗 葦鶴紋 ・酸化焼成(清水焼・乾山写) | 宮本 博
- 選択結果を選ぶと、ページが全面的に更新されます。
- 新しいウィンドウで開きます。